プロ野球パリーグ

パリーグ

ここ数年パリーグの順位を見ていてもやはりお金を持っている球団が優勝したり上位に入る確率はとても高くなっています。プロ野球選手同士が対戦している訳ですから、それほど実力に違いがあるとは思えないのですが、なぜそういった傾向になるかと言うとやはり資金力の違いだと思います。

野球選手と言っても人間なので、やはり活躍して高い年俸を貰いたいと思っているのは当然です。お金のない球団は選手に対してそれだけのお金をかける事ができないので、FAなどで他球団に主力の選手を奪われてしまうという事もよくあります。

その結果、お金がある球団に良い選手が集まり毎年優勝争いをするような戦力が整う事になるのです。さらにお金のある球団は選手を補強するだけでなく、選手の育成にもお金をしっかりと使っています。毎年のようにパリーグの優勝候補に予想されるソフトバンクなどは2軍の施設もとても豪華です。国内だけでなくメジャーでもこれだけ整った施設は中々見られません。


https://www.ブックメーカープロ野球.com/

日の丸

プロ野球の4番

4番

プロ野球も昔は、偏ったチームに実力のある選手が入団する傾向があったので、全てにおいて全球団でトップクラスのチームというのがありましたが、現在は新人選手の獲得にドラフト制度があるので、逆指名のできる選手を除いては、公平なくじになっているのが現状です。

しかしながら、昔からのプロ野球ファンの中には昔と同様に偏ったチーム力の時と同じ目線で試合を観ている人もいるので、当然のように当時のチーム力と比較をすれば、様々な面で劣ると言われても仕方がない事になるといえます。そこで、トレードやFAといったルールを使いながら、金銭的にゆとりのあるチームは、他の球団の中心的な選手を引き抜こうとします。

ただ、ここで問題になるのは、他球団の中心選手ばかりを集めると、4番打者タイプの選手ばかり揃ってしまうという結果にもなりかねません。確かに野球の打順で4番はチームで最も強打者が務める打順になっていますが、あくまでもそれは打線という見方をした時の考え方で、多くが4番打者タイプになっているのでは、考えようによっては、個々の能力では優っていてもチームの打線という意味では、戦いやすい相手になる事も充分に計算できます。つまり野球は、打線が基本であり、強打者が9人よりもそれぞれの役割の適任者が、1番から9番までに入る事で、より強力な打線ができる事になります。

アメリカ

バランス次第で貧乏なプロ野球球団も

資金力があるプロ野球チームは、有力な選手を獲得しやすくなったり、FAを行使する権利を取得した選手を引き止められる可能性がアップします。他チームで主力もしくはそれに近いポジションだった選手を獲得することは、戦力のアップにつながることが考えられますが、投打のバランスが悪いと期待通りの結果にはならず、かえって戦力ダウンになってしまうことがあります。

バランス

逆に、投打のつりあいがとれていれば、選手にあまり多くのお金を支払うことができない貧乏な球団でも好成績をあげることができます。よく、プロ野球中継で実況アナウンサーや解説者から「投打のバランス」という言葉が発せされるのを見聞きする機会があるでしょう。これの意味するところは解説者ごとに少しずつ異なりますが、おおむね打撃陣と投手陣がいずれも安定して好成績をあげていると、投打のバランスが良いといわれることが多いです。

野球は、投手陣の成績がわるくても打撃陣がそれを補うだけの攻撃をみせたり、あまり得点をとれない打撃陣であっても投手陣が好投して鉄壁の守備をみせれば勝つことができるスポーツですが、これらは投打のつりあいが良いとはいいません。

プロ野球選手の年俸

プロ野球選手の年俸はその年のチームの順位や選手の成績でも違ってきますが、やはりお金のある球団の選手ほど高くなっています。もちろん給料の為だけに野球をやっている訳ではありませんが、年俸が上がるという事はそれだけ選手達のやる気にも繋がるからです。

毎年シーズンオフになると、どこのチームもこの話題でもちきりになります。お金のある球団であれば選手の活躍、チームの成績によって給料が昨年の数倍に跳ね上がるという事もよくあります。高給取りのプロ野球選手といっても現役生活はそれほど長くないので、活躍した年にはそれ相応の額を期待するものです。

一方でお金のあまりない球団にも事情があるので、選手が活躍したからといって破格の年俸を提示する事は出来ない事があります。中には球団から提示された額に不満を持って契約更改交渉を保留するという選手も出てきます。こういった事から弁護士を代理人として契約更改に挑む選手もいるのです。

年俸

Category